Foie gras de canard premier
2013.10.07 月
ランド産のフォアグラ。
最近では飼育、生産方法が変わってきており数多くのフォアグラが世にでております。それ故に価格も昔と比べると扱い安い商品になっているみたいです。
無理やり餌を押しこみフォアグラを肥大させて問題になってもいますね。
レストランの現場では1人前ずつカットされて冷凍パックされている物もありロスが無いのでそれらが主流になっているみたい?でしょうか。
溶けにくく、無駄がない。それが現場では優先されるのですがフォアグラ本来が持つ香や口溶けを失ってきています。
キャスタンのフォアグラはそんな効率主義とは無縁
ランドの黒毛の鴨を放牧地で自然に放し飼いにする方法で飼育しストレスをかけず、環境や生命の尊さを守り伝統的な製法で作られています。
それによって生産効率はとても悪く、鴨のロスも多いでしょう。
フランスにはそんな生産者が沢山いますが、日本に入ってくる食材はほとんどが効率、価格重視の物ばかり。日本がそれを求めるんでしょうね。残念です。
いっつも買っているフォアグラのパッケージが変わりました。今までは真空で軽くプレスされている感じ。
今回のからはガスパックで。
フォアグラに一切圧がかからないので食感に微妙に違いでるかな?
真空よりもリミットが短いのが気にはなりますが新鮮で美味しいなら問題なし。でしょう。